さいたまさつきまつり

第１１回さいたまさつきまつり　２０１６年５月２１日（土）〜５月２２日（日）１０時から１６時　今日まで！

会場　農業者トレーニングセンター花き集荷施設（さいたま市緑区大崎）

やってきました、皐月の花期。皐月盆栽の一年の集大成をどうぞお楽しみくださいとずらりと並んだ美人さん達。圧倒されます。

昨年はスーパーアリーナでの室内展示より、私は今回の自然光が入る展示施設が良いと思った。人工照明はライティングをがっちりしないとのっぺりして単調になり、せっかくの美人さんがご指名カタログになってしまう。

皐月を培養して思ったのが初心者でも分かりやすい木で、短年間で幹が太る、苗木の求めやすい価格帯（皐月バブルの頃は凄く高価だったそうだ）、挿木が出来る（自分で増やせる）、取りあえず一年単位で培養のゴールを花期に絞れる事（完成樹まで１０年２０年とかスタンスは途方もない。この見通しの先を立てるのが初心者には分からん。一般的には花も咲かん木に何で熱を入れると不思議がられるのが盆栽世界）

皐月盆栽の美人さんを創ろうと思ったら圧倒的な技術と修練が必要になりますが、愛好者にはなれそうです。

１１回最高名誉賞

礒部緑園のお父さん（失礼！）

昨年の名誉賞

実技講習：ぼさぼさになるまで育てる

ここ２・３日の晴天で日焼けされたそうだ

「バラが見頃ですからそちらもどうぞ見て行ってください」「バラは棘がある。皐月は棘はないよ、皐月の方が良いよ～」面白いですね。いかめしくない。

デモンストレーションでの説明で自国の国旗色と同じ花色を好む傾向がある。中国なら赤、ドイツなら赤・黄色（金色の代用）、イタリアなら赤・白。率直なへぇ～と無意識を教えてもらった。

天正ルネッサンス（私の造語）が似合う皐月。いつか親方様の床の間に飾られるているのを見てみたい。