明日の朝、雨が降ってなかったら秩父に行ってくると家族に前日の晩に告げて、午前6時出発。小鹿野町9時にようばけに到着。途中、道を間違え一時間ロス。43号線の柴原温泉あたりをうろついていた。ここがなぁ、一車線道路の狭い山道で対向車がこないかびくついた。
ここを訪れるのは何年ぶりかな。カメラを持ってくるのは初めてか。写真撮るのと化石探し・流木拾いが目的だが、日常の時速40キロ・決まったコースの運転が面白くない、気ままに長く見慣れない道路をドライブしたいと思ってきた。たまにねこうなる。二年に一回くらい。
おがの化石館に駐車させてもらい、マイバスケット(奥さんスーパーですか?)に道具を放り込み斜面をおりる。連日のカラ天気で水量が全くなく干上がり気味の河川敷になっていた。他の河も同様で、カヌーやボート等を見かけなかった。秩父は首都圏のダム群なので水不足を心配する。対岸のむき出しになっている地層の崖まで渡って行けそうだった。落石の危険があるので立ち入り・採掘禁止事項になっています。
巨大な水石展示会場。
かんかん叩く。砂岩はもろい。
水量があるとこの場所は水没する。ここが今回の化石探しのポイント。少しよじ登ると頭上から小石が落ちて来る。何個も。家にある工事現場ヘルメットを持ってくれば良かったではなく、危険です。
暑い、じりじり暑い。6月中旬。道路の温度掲示板では31度。ここの体感温度は35度はあった。ペットボトルの水を1リットルは飲んでいるのに全く汗をかいていないのに気づき、少し頭痛がある。危険は自身で、軽い熱中症になっている。まわりには誰もいない。沢に降りてから人に会ってない。ここで倒れたら一人。
スマホを取り出し家族に「これから帰る」とようばけの画像を添付し送信する。この時間はここに居たと足跡を残しておく。沢を下っている割に圏外でなかったので助かる。撤収。
駐車場へ向かう途中にある、とうふ工房みず村さんによる。「豆乳ください」「何が採れましたか?」「しじみ…」へばっていたのでこの二言を言うので精一杯だった。試食のお豆腐と豆乳を出してもらうとがっつく。美味しい、眼が覚めた様になり、元気が出た。いただきますを言わずに食べていたのが恥ずかしくなる。本当にご馳走様でした。
化石採掘に関してですが。迷惑行為等をせず個人で楽しむ範囲内でしたら問題ないようです。